パラケルスス
今日は占いの歴史についてです。
パラケルススのモットーは、「なんじがなんじ自身でありえなくとも、別人になるなかれ」という文句だった。
医者で占星術師で人類学老で神学者で神秘論者で秘術師であるパラケルススは、まったく無類の人物です。
知識が多岐にわかれ、信仰が相反する教理に分裂し、地球が宇宙の中心としての誇るべき地位を失おうとしているとき、つまり、統一されていた古い世界機構が崩壊したときにあたって、パラケルススは、その知識と実際と信仰を一つのものに織りこむという、不可能に思われていたことをやってのけたのです。
ただ彼は、魔術の理想を追求するさいに、思想のあらゆる部門を統一することがまだ可能だった過去の中世に自分自身がかたく結びついていることを、うっかり暴露しています。
しかし彼の経験主義は、過去への愛着とは相容れない。
彼が同僚の医者たちの貧弱さを非難して、ガレノスの著書を公然と焼いたとき、彼は自身の世界を、慣習的でない別な方法で一つに結合すべきことを明らかにした。
彼は、ほこりにまみれた書物の研究によらないで、実地の調査によって、事物の真の性質を知ろうとした。
これらの大胆な見解は、過去の人びとがゆるぎない信念をもってしがみついていた古典的権威に対して、批判的態度をとらせることになった。
自然こそ最高の権威である、なぜなら、自然は人間と違って、誤りをおかさないからである、とパラケルススは信じた。
自然界のあらゆるものは、神聖な計画によってきずかれた宇宙のからくりに関係しています。
物質的な世界のさまざまな形態や出来事は、みな深遠な意味をもっていて、それぞれが神聖なものの現れなのです。
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